デイナイトケアで看護師が果たす役割とは

精神科のデイナイトケアとは、患者同士がグループ活動を行うことでそれぞれの社会復帰の糸口を作っていく支援プログラムです。
ゲームやスポーツ、花見、クリスマスパーティーなど、患者のニーズに合わせたイベントやプログラムを楽しみながら、互いに安心できる居場所づくりを実践していきます。うつ病や不安障害、アルコール依存症など、入院の必要はなくても日々の生活に不安のある方、就業や学業に自信が持てずひきこもりがちな方などが主に利用しています。

デイナイトケアでは看護師や臨床心理士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどが中心となり、1日10時間のプログラムを基本としたグループ活動を実施しています。
デイナイトケアの看護師の役割はプログラムの準備と運営、患者一人一人の体調管理や個別支援など多岐に渡ります。各患者の日常生活や対人関係、症状や服薬の状況など、看護師として気を配るべきことは多いでしょう。
必要があれば、患者それぞれのタイミングを計りながらコミュニケーションをとるようにします。また、活動の中で少しでも異変を察知したら医師への報告が必要です。デイナイトケアにはさまざまな専門職が関わっているため、お互いの連携や情報共有はとても重要になります。ディスカッションを通してそれぞれの立場から意見を交換し、意思疎通を図ることも大切なことです。
デイナイトケアは精神科看護師としての観察力や洞察力、周囲との協調性が試される職場だといえるでしょう。